防災公開事例

防災プラットフォーム(仮称)構築業務委託

神奈川県 横浜市 / 令和8年度

本サービスは案件情報を整理するだけでなく、独自の考察を行い、提案として有効な論点を選び直します。

採用した考察は、完成版をそのまま渡すための素材ではなく、1つでも3つでも選んで自社提案へ反映できる判断材料として提示します。

採用考察5件
考察候補10件
公開結果参照3件
評価観点13項目

10の考察から、提案として相応しい5つを選び、案件理解ではなく提案判断として提示しています。

STEP 1

案件の要件を読み解く

発注者が求めている成果、評価方式、納品物を最初に整理し、何を外せない案件かを把握します。

基本スペック

横浜市総務局危機管理室が、防災情報を一元化するWebプラットフォームの構築を委託するもの。 クラウドサービス(ISMAP対応)上にCMS・ウェブサイトを構築。 370万人同時アクセス対応、24/365稼働、SLA 99.9%。 危機管理システム・よこはま防災e-パークとのREST API連携を含む。

発注者横浜市
契約方式プロポーザル方式
契約期間契約締結日から令和8年3月31日まで
審査方法プロポーザル方式(書類審査+プレゼンテーション)
収集済み根拠候補9件
最低基準150点
参加表明期限2025-06-27 17:00
STEP 2

配点の山を把握する

どの評価項目に厚く書くべきかを先に決めることで、提案全体の密度と優先順位が定まります。

評価基準

配点の山を先に把握し、どこを厚く説明するかを決めます。

評価項目配点ウェイト
人員体制208.1%
本業務趣旨の理解156.1%
意欲156.1%
本システムの全体構成2510.2%
取組情報の一元化、視覚的にわかりやすい掲載2510.2%
外部サイトによる検索において、上位に表示される工夫をしていること208.1%
災害時の迅速な情報取得・軽量化2510.2%
利用者の属性に応じた情報の提供208.1%
利用者と職員の双方にとって使いやすい仕組み208.1%
他のシステムとの将来的な連携に向けた拡張性208.1%
強靭で安全なウェブサイト208.1%
業務実績156.1%
ワークライフバランス/障害者雇用、健康経営に関する取組62.4%
合計246100%
STEP 3

根拠を集め、論点ごとに束ねる

件数だけではなく、どのカテゴリの根拠をどの論点へつなげたかまで確認できるようにしています。

提案設計パック概要

公募資料だけでは弱い論点を、公開データと計画文書でどう補強しているかを先に掴める要約です。

根拠資料数
9

収録エビデンス一覧

まずカテゴリごとの束を確認し、そのあと必要な根拠だけ深掘りできる構成にしています。

公的統計2
現況分析2
政策文書2
比較調査2
リスク整理1

注目した根拠

  • 公的統計横浜市の人口・世帯構成
    • 横浜市の人口: 約377万人(2025年現在、日本最大の市)
    • 18行政区に分散した行政組織

    G1

  • 現況分析横浜市の防災情報分散状況
    • 現状の課題①: 各課の取組情報が本市公式HPや課独自ポータルに散らばって掲載
    • 現状の課題②: 取組情報の数や種類、量が多く、情報が羅列されている

    G1

  • 政策文書横浜市地域防災計画・防災DX方針
    • 横浜市防災計画: 第1部総則、第2部予防対策、第3部応急対策、第4部復旧・復興対策で構成
    • 2025年3月31日に最終更新

    G1

  • 比較調査災害時自治体サイトのアクセス集中事例とCDN対策
    • 台風時に複数自治体で避難情報・ハザードマップサイトがダウンした事例あり
    • 近畿地方の地震(最大震度6弱)でガス会社サイトがアクセス集中によりダウン

    G2

  • リスク整理横浜市の災害リスクと規模
    • 想定同時アクセス: 最大370万人(横浜市全人口に相当)
    • 想定災害: 地震(震度5以上)、風水害、テロ、大規模障害

    G2

  • 比較調査自治体防災ポータル先行事例
    • 九度山町: 『Open LINK for LIFE まちあっぷ!』で防災情報を地図上に一元表示
    • 内閣府: 「防災デジタルプラットフォーム」の中核として「新総合防災情報システム(SOBO-WEB)」を構築中

    G3

公的統計2
  • 横浜市の人口・世帯構成G1

    データソース: 横浜市統計ポータル・住民基本台帳

    • 横浜市の人口: 約377万人(2025年現在、日本最大の市)
    • 18行政区に分散した行政組織
    • 高齢化率: 約26%(約98万人が65歳以上)
    • 世帯数: 約180万世帯
    • 横浜市避難ナビのDL数: 67万(2024年9月末時点、目標100万)

    横浜市統計ポータル https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/yokohamashi/tokei-chosa/portal/jinko/

    統計ポータルからの概数。詳細はExcel/PDFファイルに収録

  • 横浜市の外国人住民G4

    データソース: 横浜市統計ポータル

    • 横浜市の外国人住民数: 約11万人(全国でも上位の外国人集住都市)
    • 主要国籍: 中国、韓国・朝鮮、フィリピン、ベトナム、ネパール等
    • 中区(約1.5万人)、南区、鶴見区に集中
    • 多言語対応の優先: やさしい日本語、英語、中国語、韓国語、ベトナム語

    横浜市外国人人口統計 https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/yokohamashi/tokei-chosa/portal/jinko/gaikokujin/

    統計ポータルの概要情報。詳細はExcelダウンロードが必要

現況分析2
  • 横浜市の防災情報分散状況G1

    データソース: 業務説明資料・WebSearch

    • 現状の課題①: 各課の取組情報が本市公式HPや課独自ポータルに散らばって掲載
    • 現状の課題②: 取組情報の数や種類、量が多く、情報が羅列されている
    • 現状の課題③: 防災に関する補助金・助成金等の申請が対面・電話・郵送中心
    • 既存情報掲載媒体: 横浜市公式HP、よこはま防災e-パーク、防災情報ポータル、電子申請システム
    • 関連システム: 危機管理システム(稼働中)、避難者支援システム(検討中)、被災者生活再建支援システム(LGWAN環境)、よこはま防災e-パーク(稼働中)

    業務説明資料 1(4)背景と目的

  • 横浜市の既存防災関連システムG5

    データソース: 業務説明資料 図表11, 12

    • ①危機管理システム(稼働中): 総務局緊急対策課所管、外部クラウド基盤、インターネット環境。令和8年度以降に避難情報・避難所情報・災害時道路規制等を連携
    • ②避難者支援システム(検討中): 総務局防災企画課所管、令和7年度検討・令和8年度以降構築
    • ③被災者生活再建支援システム: 総務局防災企画課所管、外部クラウド・LGWAN環境
    • ④よこはま防災e-パーク(稼働中): 消防局予防課所管、外部サーバ・インターネット環境。令和8年度以降にお知らせ情報を連携
    • 連携方式: REST API(数秒〜1分以内)、JSON形式(Lアラート用XMLも可)、HTTPS通信
    • 実際の情報連携は令和8年度以降を想定

    業務説明資料 5(3), 図表11, 12

政策文書2
  • 横浜市地域防災計画・防災DX方針G1

    データソース: 横浜市公式サイト・WebSearch

    • 横浜市防災計画: 第1部総則、第2部予防対策、第3部応急対策、第4部復旧・復興対策で構成
    • 2025年3月31日に最終更新
    • 横浜市避難ナビ: 2022年3月リリース、2023年4月本格稼働、67万DL(2024年9月末)
    • 避難ナビ機能: AR浸水体験、マイ・タイムライン、避難所情報
    • 「意識の醸成」「事前の備え」「避難行動の支援」の3軸で防災DX推進

    横浜市防災計画 https://www.city.yokohama.lg.jp/bousai-kyukyu-bohan/bousai-saigai/data/bosaikeikaku/

  • 国の防災DX戦略G3

    データソース: WebSearch(デジタル庁)

    • デジタル庁: 防災DXの取組を推進中
    • SOBO-WEB: 防災情報を一元的に集約・共有する国レベルのシステム
    • ISMAPクラウドサービス: 政府情報システムのセキュリティ評価制度
    • クラウドバイデフォルト原則: ガバメントクラウドの活用推奨
    • 自治体のDX推進計画: 総務省が2025年度までのDX推進目標を設定

    デジタル庁 https://www.digital.go.jp/en/policies/disaster_prevention

比較調査2
  • 災害時自治体サイトのアクセス集中事例とCDN対策G2

    データソース: WebSearch(複数ソース)

    • 台風時に複数自治体で避難情報・ハザードマップサイトがダウンした事例あり
    • 近畿地方の地震(最大震度6弱)でガス会社サイトがアクセス集中によりダウン
    • 東京都「アクセス集中対応のためのガイドライン」でCDN対策を推奨
    • 練馬区: CDN導入後、災害時に安定接続を実現
    • 那覇市: 災害専用トップページを軽量化(図・写真省略)で対応
    • 日立社会情報サービス: J-Stream CDNextを自治体に導入し安定情報提供を実現
    • CDN(Content Delivery Network)による負荷分散が標準的対策

    東京都ICT推進部ガイドライン, Jストリーム事例集

  • 自治体防災ポータル先行事例G3

    データソース: WebSearch

    • 九度山町: 『Open LINK for LIFE まちあっぷ!』で防災情報を地図上に一元表示
    • 内閣府: 「防災デジタルプラットフォーム」の中核として「新総合防災情報システム(SOBO-WEB)」を構築中
    • 骨太方針2025にSOBO-WEBの強化と活用が明記(2025年6月閣議決定)
    • NTTデータ関西「EYE-BOUSAI」: 都道府県/市町村/中小自治体向け4パッケージ
    • 扶桑電通「BO-SAInavi Difesa」: 防災専用ポータルサイトで情報一元化
    • 横浜市は政令指定都市最大の人口を持ち、先行事例を超える規模の設計が必要

    各社公式サイト, 自治体通信Online

リスク整理1
  • 横浜市の災害リスクと規模G2

    データソース: 業務説明資料

    • 想定同時アクセス: 最大370万人(横浜市全人口に相当)
    • 想定災害: 地震(震度5以上)、風水害、テロ、大規模障害
    • SLA要件: 稼働率99.9%以上、レスポンス3秒以内(最長5秒)
    • 障害発生一時通知: 30分以内、障害回復: 6時間以内
    • RPO: 障害発生前日時点までのデータ復旧
    • RTO: 6時間以内のシステム復旧
    • マルチリージョンでのデータ冗長化が必須

    業務説明資料 6(1)(2), 7(1)(2)

STEP 4

提案へ導く5つの考察

本サービスは案件に対して10の考察を行い、その中から提案として有効な5つを選んで提示します。 1つだけでも、3つ組み合わせても、自社の提案書を強くするための考え方として活かせます。

Editorial Lens

このサービスは、考察を提案として返します

案件理解を整理するだけではなく、提案として効く論点を選び直して返します。 単なる情報のまとめではなく、読者が自社提案を一段強くするための考察です。

考察候補 10採用考察 51つでも3つでも選んで活用可能

Selection Policy

考察の選び方

仕様書の言い換えではなく、評価に効き、実務として成立し、案件差を生みやすい視点を残しています。 読者はこの中から、自社提案に必要な考察を選んで反映できます。

  1. 01

    分散した防災情報の入口を一つに束ねる

    本サービスは、この案件に対して「分散した防災情報の入口を一つに束ねる」を提案します。防災プラットフォームは新しいサイトを作ることより、散らばった防災情報の入口を一つに束ねる設計として語る方が強い。

    なぜ有効か: 既存情報を活かしながら使いやすさを上げる提案として説明できる。

    どう活かせるか: 採用する場合は、提案方針とプラットフォーム構成に反映し、提案全体の説得力を高められます。

  2. 02

    アクセス集中時でも止まらない構成を先に語る

    本サービスは、この案件に対して「アクセス集中時でも止まらない構成を先に語る」を提案します。平時の使い勝手だけでなく、アクセス集中時でも止まらない構成を前面に出すと、防災案件らしい説得力が出る。

    なぜ有効か: 災害時の信頼性を軸に、技術提案の説得力が上がる。

    どう活かせるか: 採用する場合は、プラットフォーム構成と技術提案に反映し、提案全体の説得力を高められます。

  3. 03

    既存システムを生かす接続型プラットフォーム

    本サービスは、この案件に対して「既存システムを生かす接続型プラットフォーム」を提案します。既存システムや防災関連サービスを置き換えるのでなく、接続型プラットフォームとして扱うと現実的である。

    なぜ有効か: 既存投資を生かす提案として、導入ハードルを下げて説明できる。

    どう活かせるか: 採用する場合は、プラットフォーム構成に反映し、提案全体の説得力を高められます。

  4. 04

    地区・家族構成に応じて必要情報を変える

    本サービスは、この案件に対して「地区・家族構成に応じて必要情報を変える」を提案します。住民属性や地区ごとに必要情報を変える個別化導線を持つと、情報量が多い都市でも使いやすくなる。

    なぜ有効か: 都市規模が大きくても、自分ごとの防災情報として説明しやすくなる。

    どう活かせるか: 採用する場合は、利用者体験に反映し、提案全体の説得力を高められます。

  5. 05

    外国人住民も迷わない高可用・高可読設計

    本サービスは、この案件に対して「外国人住民も迷わない高可用・高可読設計」を提案します。多言語ややさしい日本語を前提に置くと、大都市案件としての説得力が増す。

    なぜ有効か: 多様な住民に届くプラットフォームとして説明できる。

    どう活かせるか: 採用する場合は、利用者体験に反映し、提案全体の説得力を高められます。

Public Proof

公開結果で裏付けたこと

3件の公開結果・運用事例を参照し、採用した考察が単なる整理ではなく、運用上も妥当であることを補強しています。

公開結果参照3件
参照地域横浜市 / 全国

補助メモ: 根拠と仮説のつながり

考察の主役はこのサービスからの提案です。必要に応じて、根拠と仮説の関係を補助的に確認できます。

STEP 5

提出前に見落としを潰す

案件ごとに納品物と評価方式を再確認し、提案書に何を反映すべきかを最後に整理します。

提出前に再確認する項目

  • 契約種別と履行期間が提案内容と矛盾していないか
  • 評価方式と最低基準の理解が章構成へ反映されているか
  • 納品物一覧に対して、根拠と実施体制の記述が不足していないか

この案件で確認したいこと

  • 提案書提出前に、案件固有の提出要件と評価の山を再確認する
DEEP DIVE

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期限後案件の理解を深めたい場合は、要件読解・配点戦略・根拠収集の流れまで展開した公開事例へ進めます。

この考察を自社案件へどう活かすか

  • 公開結果と考察を踏まえ、どの論点を自社提案に採用するかを整理
  • 評価基準13項目に対して、どの考察を厚く扱うと提案が強くなるかを整理
  • 考察を提案書へどう取り込むかの整理
  • 提出前に見落としやすい確認ポイント

1案件につき1社のみ販売

同一案件の提案設計は、1社のみにご提供します。公開事例で理解を深めたうえで、 個別相談では競合と重ならない進め方と必要資料を整理します。

公開事例を踏まえた活用方法や、自社案件への当てはめ方は、お問い合わせいただければ担当者からご説明します。

※ この案件の提案期限は終了しています。公開可能な範囲の詳細を掲載しており、お問い合わせも引き続き受付中です。